アマンジヲ店長の植田です。
以前から、化粧品の成分の話をすると「経皮毒」というのを気にする方がいらっしゃいます。色々な見解があるので、正解を出すのは難しいのですが、私の考え方を書いておこうと思います。
そもそも経皮毒って何?
経皮毒(けいひどく)とは、日常使われる製品を通じて、皮膚から有害性のある化学物質が吸収されることとして、竹内久米司らがその著書で使用している造語。
主に健康法に類する著作に多く見られる俗称であり、学術的には用いられない。
(wikipediaから抜粋)
身の回りにある化学成分を含んだもの(シャンプーやボディソープ、食器洗いの洗剤、ハンドクリーム、各種化粧品など)がたくさんあり、それらに含まれる有害な成分が、皮膚から体に吸収され、健康を害すると言われているんですね。
どのくらい危ないのか?
本当に毒性が認められているものは、法律で化粧品などに使用するのを禁止しているので、私たちの手元には(製造元のミスがない限り)届きません。
ですから、経皮毒(といわれる成分)を含んだ製品を使用したところで、すぐに何か起こるとは考えにくいんです。
何年も何十年も使い続けた結果、身体に少しずつ蓄積され、そして何かしらの症状がでるということが危惧されています。
人によって症状は違う
使った人が全員すぐに健康を害することはないのですが、アレルギーやアトピーのように、化学成分に敏感な人はいます。後天的に敏感になる方も。
同じ製品を、同じ分量使っていたとしても、人によって影響は違ってくるでしょう。
だから、賛否両論。
経皮毒を避ける方法
すぐに何か起こるわけではなくとも、体に影響を及ぼす可能性があるのなら、できるだけ避けたほうが良いと思います。
それには、購入する側の私たちが成分の勉強をし、何が使われているのかチェックして買わなければいけません。
とりあえず代表的な成分名を覚えておきましょう。
[symple_box color=”gray” fade_in=”true” float=”center” text_align=”left” width=”100%”]
代表的な経皮毒(とされるもの)
- ラウリル硫酸アンモニウム
- ラウレス硫酸ナトリウム
- 安息香酸Na
- ジプロピレングリコール(DPG)
- プロピレングリコール
- EDTA
- ポリオキシエチレンアルキルエーテル
など
(参考書籍)
見てわかる!図解 経皮毒 | ||||
|
[/symple_box]
まとめ
メーカー側の科学者は安全と言っていても、経皮毒に警鐘をならす科学者は正反対の見解をしているのが判断のしづらい所です。
安全性の確立された成分のみを使用しているメーカーも何社かあるので、検討してみてはいかがでしょうか?
当店で扱っているのは「product」という自然由来成分のみでつくられたシャンプー、コンディショナー、ワックスがありますよ。