アマンジヲのカラーは、ごわつきの無い柔らかさが特徴です。
通常のヘアカラーでは、塗ったカラー剤を洗い流す時点でガシガシ…。お湯で流すのも指が地肌に通らないくらいきしんだ事ありませんか?
もはや、あたりまえだと思ってる方もいるくらい?
いえいえ、アマンジヲではそんなことはないんです!!
きしみやダメージの原因はアルカリによる膨潤。=ブヨブヨにふやけた状態です。
ヘアカラー剤を髪に浸透させるため、髪をアルカリに傾けてキューティクルを開いてふくらませます。
根元の新しい部分よりも、毛先の古くなった部分のほうがふやけやすく、髪の太さは毛先にいくにつれて太くなってしまいます。
この状態で洗い流せば、開いたキューティクルの間から栄養が流出!キューティクル同士が引っかかり、剥がれる。
キューティクルが剥がれれば、いくらトリートメントを入れても、蓋ができないので定着せずに落ちてしまい、修復不可能に?!
そうならないために、洗い流す前に”酸”でアルカリを中和し、キューティクルを引き締めています。
ちゃんとキューティクルが引き締まった感触を感じてからシャワーで流すので、栄養の流出は最小限に!
しかもカラーを塗る前にダメージ部分にトリートメントをつけて栄養補給してあり、カラー剤にもトリートメントが配合されているので、これを閉じ込めることでカラー前よりも手触りが良くなることも!!
洗い流したあとはシャンプー。これにもこだわりが・・・。
カラー後のシャンプーにはヘマチンを配合!!
ヘマチンはカラーの2剤に含まれる”過酸化水素”を分解してくれるので、色あせや時間経過によるダメージが抑えられるんです。
しかもタンパク質同士のつながりを強化する働きもあり、ダメージケアに必須成分なんです!!
さて、ここで終わりではありませんよ!!
シャンプーの泡を洗い流したら、髪を酸性に戻します。
もともと髪は弱酸性。正確にはpH4.5〜5.5です。
さっきはアルカリを中和しただけで、まだpH7.5〜8程度なので、さらに酸性に傾けて本来のpHに戻します。
これにより、キューティクルはしっかり引き締まり、中に水分を閉じ込めながらも脂分と仲の良い”疎水(そすい)”という性質に近づきます。
そうする事で、トリートメントとの相性がよくなり、アウトバストリートメントなどの効果がアップします。
ということで、最後にカラーの施術で失ったコレステロールと18MEAをオイル系のアウトバストリートメントで補給し、水分と脂分のバランスを整えて完成です。
長い道のりでしたが、いかがでしたか?
美容院のヘアカラーも市販と似たような薬剤を使用しますが、やり方が全然違うんですね。塗って流すだけでは傷んで当然なんです。
次回、サロンでヘアカラーをされる際には、気をつけて見ていて下さいね。